【レポート】免疫力・フェイスラインアップ講座まとめ
2020.5.30.sat
言語聴覚士・公認心理士Kayako先生より
『表情筋』と『舌』についての無料講座を開催いたしました。
昨今のコロナ感染予防の、マスクを着用することにより表情をあまり動かすことが少なくなって、顔がたるみやすくなっています。
そこで、表情筋、舌筋、唾液の力、舌のポジションについて学び<美顔>になっちゃおう!というお話。
まずは、表情筋の説明から
①表情筋…40種類ほどあり、全部<骨と皮>にくっついている(頬の筋肉以外)
筋肉のたるみ=シワになる
なので、筋肉を鍛えるとたるみやシワが減っていく
前頭筋がたるむとおでこのシワができる
側頭筋が衰えると顔が下がったようになる
皺眉筋(しゅうびきん)が硬くなるとまぶたが重くなり目が小さく見える
眼瞼挙筋(がんけんきょきん)が衰えると視界が狭くなる
とても薄く、目を挙げる時に使う筋肉
上唇挙筋、小頬骨筋、大頬骨筋、笑ったりする時の筋肉が衰えるとほうれい線ができる
口輪筋、口の周りの筋肉で食べ物を取り込む時の筋肉
広頚筋、衰えると首の横ジワを作ってしまう
咬筋、噛む筋肉で勝手に鍛えられているので逆に緩める必要がある
②舌筋…舌は200gの重さでリンゴ一個分くらいある。
食べる、喋る、呼吸するのに全てにおいて舌が関わっており、健康の要と言われている。舌のストレッチをするだけで脳の4分の1を動かすことになる。
脳を上から見た図…運動したら動くところを絵にしている
感覚、運動にしても口を動かす体操をしたら脳の4分の1ぐらいを使うことがわかる
喋ること…女性は平均1日に2万1千語を話し、男性はその3分の一の7千語程度。なので女性は長寿とも言われているそうです。
コロナの影響で、人との接触を避けているので話すことも少なくなっているので舌を使わなくなり唾液の分泌が少なくなっている。
「さしすせそ」という音は舌を口の中をどこにも触れずに摩擦させて音でベロの隙間から出す音(摩擦音)なので、ベロを上手に使えない方は「さしすせそ」は6歳でやっと90パーセントの子が言えるようになるくらいベロの動き。
食べること…みる→取り込む→咀嚼
唾液を混ぜながらベロの動きで食べ物を入れていく
衰えていくと飲み込みが弱くなり、誤嚥を生じてしまう。誤嚥性肺炎でたくさんの人が亡くなっている。
③唾液線…耳下腺、顎下腺、舌下腺3つあり、唾液は1日に1〜1.5リットル分泌している。
唾液の役割…食べ物を消化する、飲み込みやすくする、味覚を感じる、口の中の健康を守る(カルシウムも含まれているので歯を丈夫にする)、全身の健康を守る、アンチエイジング
99パーセントは水分ですが、残りの1パーセントにすごいパワーが秘められている!!!
EGF…皮膚や髪、爪、胃や粘膜、血管などの上皮物質を促します
NGF…脳神経の機能を回復し脳の老化を防ぐ働きがある
この二つは若返りホルモンと呼ばれている
④舌のポジション…安静時は右アゴにピタッとくっついている
口が開いている人はベロが離れている。歯並び、口内環境、二重アゴに影響を及ぼす
茎突舌筋…ベロを支えている筋肉
顔の筋肉と舌のメカニズムの説明は以上です!
実践編
ストレッチをしてマッサージ、ツボ押し、トレーニングをやってみよう!
youtubeにて近日公開いたします!!