【レポート】骨盤底ヨガWS
2020.10.4
九州発のPelvic Floor Yoga™️認定講師
Umi先生をお招きして
『やさしくケアする骨盤底ヨガ』WSを無事に開催!
新型コロナウィルスの影響により順延になっておりましたが
満を持しての開催となりました。
まずは骨盤について…
骨盤とは
寛骨、仙骨、尾骨で構成されてます
寛骨は
腸骨、恥骨、坐骨にさらに分けられます
仙骨は
手のひらくらいの大きさで沢山の神経やお尻の筋肉が付随してます
尾骨は
仙骨の下の骨です
骨盤底筋とは
骨盤の底にある筋肉の総称で
骨盤の安定
内臓を支える
排泄のコントロール
性交渉
呼吸のサポート
姿勢の維持
などの役割を担ってます
骨盤底の形状は
頭蓋骨、手の甲、口腔内、横隔膜、足の甲と同じで
ドーム状をしているという共通点がありました!
以前は、ハンモック状と言われていたんですが
現在はドーム状に修正されているそうです。
骨盤底筋と3つの層
表層/第1層…恥骨から尾骨にかけての層
会陰切開をするところ。切開後、過緊張になる人が多い
中間層/第2層…恥骨、坐骨の3点を繋ぐ層
骨盤を安定させる筋肉。子宮や赤ちゃんを支える。骨盤の安定性
深層/第3層…一番大きい筋肉
内臓を支え、排泄の禁制維持
骨盤底とその仲間たちについて
骨盤底は横隔膜、多裂筋、腹横筋とともに体幹の深層部で出きた
インナーユニット=コアを構成していて呼吸で鍛えることができます。
そのインナーユニットの動きとは
息を吸うと…お腹が膨らみます
それと連動して横隔膜が下がり骨盤底筋も下がります
息を吐くと…お腹が凹みます
それと連動して横隔膜が上がり骨盤底筋が上がります
なので呼吸とその動きの連動を意識することで
自然とインナーユニットを鍛えることができるのです。
ヨガを習慣的に行なっている人は骨盤底は意外と鍛えることができてます!
しかし、正しい姿勢正しい呼吸を行うことがとても重要です
姿勢による骨盤底筋の影響
反り腰や猫背など悪い姿勢をとっているとインナーユニットは正しく動かず
骨盤底の衰えにつながります。
反り腰の場合は、骨盤の前傾により骨盤底筋は過度に広がり
伸びっぱなしとなり、尿もれの原因となります。
猫背の場合は、骨盤の後傾により骨盤底筋は収縮しっぱなしとなり
血流が悪くなり冷えにつながります。
また、どちらの場合も内臓への圧迫を引き起こします。
骨盤底の衰えによる症状
衰え=低緊張(ゆるい状態)・過緊張(硬い状態)どちらともいえる
子宮脱や一番多いのが尿失禁を引き起こしてしまいます。
その中でも3タイプに分かれており
・腹圧性尿失禁(誰にでも起こりうる)
・切迫性尿失禁(過緊張タイプ…筋肉質のスポーツマン、神経質、不安定な人など)
・混合性尿失禁(低緊張からの過緊張タイプになった人…産後や腹圧性尿失禁の予防をしすぎて切迫性になった人)
間違ったケア方法で、骨盤底が衰えている人が結構多いそうです。
ケア方法として
誰でも簡単にできる「坐骨マッサージ」がとても有効的。
坐骨マッサージとは
坐骨の内側を押すだけ!
まずは、坐骨マッサージを試してみてくださいね
もっと知りたい方は
次回の骨盤底スペシャルクラスに是非参加してください
90分のクラスを予定しております。
まとめ
- 骨盤の仕組みを知り
骨盤底の正しい位置を知る - 膣トレではなく膣ケアが大切
- 正しい姿勢でインナーユニットの動きを意識して
呼吸を行うことが大切
以上
Umi先生、ご参加いただいた皆様ありがとうございました!
骨盤底スペシャルクラスは12月を予定しております!
お見逃しなく(^^)